PDF3D

PDF3Dは、3D(3次元)のPDFファイルを作成するためのツールです。

■ 3D PDFとは

PDFの文書内に、3次元形状のデータを組み込んだもので、Acrobat Reader(無償)で表示することで、以下のことが可能になります。

  • 3次元の形状を、マウス操作で回転/移動/拡大・縮小する。
  • 一部の部品のみを取り出して表示する。
  • 外側の部品を非表示にして内部を見る。
  • マウスによるピックで距離を計測する。
  • 3次元のアニメーション表示


■ PDF3Dの製品ラインナップ

◆ データ変換ツール PDF3D ReportGen
3次元形状ファイルを読込み、PDFの任意のページに埋め込んで3D PDFに変換します。 Microsoft Word、PowerPoint、Excelで、予め文章内に3次元形状の表示領域を指定してPDFに出力し、その後、ReportGenでその領域に3次元形状を埋め込むことも可能です。
対応OS: Windows(32ビット, 64ビット), macOS(64ビット)

◆ ParaViewのプラグイン PDF3D PV+
フリーのポストプロセッサー ParaViewのプラグインです。 ParaViewで作成した3次元形状データを直接3D PDFに出力します。
ReportGenと同様に、Microsoft Word、PowerPoint、Excelで、予め文章内に3次元形状の表示領域を指定してPDFに出力し、その後、PV+でその領域に3次元形状を埋め込むことも可能です。
対応OS: Windows(64ビット), Linux Redhat 7(64ビット)
ParaViewの対応バージョン:5.5.2

◆ 開発キット(ライブラリ) PDF3D SDK PRO
自作のアプリに3D PDFの出力機能を追加することが可能です。独自の変換ツールを作成することもできます。


■ PDF3Dの特徴

  • 優れたデータ圧縮率
    品質を保ちながら、元の3次元形状ファイルよりも大幅にファイルサイズを削減できます。(特許取得済み)
  • 簡単に使える
    簡単に操作できます。SDK PROは、3D PDFのフォーマットを知らなくても使うことができます。
  • アニメーションの作成も可能
    時系列データからアニメーションを作成することも可能です。
  • 80種類以上の形状フォーマットを変換
    ReportGenおよびSDK PROは、80種類以上の形状フォーマットのデータを読込み、変換することが可能です。(対応フォーマット一覧)
  • 360度パノラマ画像に対応
    ReportGenおよびSDK PROは、360度パノラマ画像を取り込んでPDF内でのインタラクティブなビューイングを可能にします。
  • 独自のメニューを追加
    SDK PROでは、PDF内に独自の操作メニューを追加する事も出来ます。

■ PDF3Dで作成したサンプルのダウンロード



開発元: 英国 Visual Technology Sevices Ltd.
http://www/pdf3d.com